
私は普段移動の時に原付を使用しています。4年ほど前に新品で購入したメーカーは
YAMAHAの原付です。購入以来非常に乗り心地がよく、大きな故障もなく日々の生活の
足として大変役立っていました。しかし、2年ほど前から生活環境が変わり、原付に
はたまにしか乗らなくなりました。少し乗ってはしばらく放置、少し乗ってはしばら
く放置という状態が続きました。定期点検は欠かさず行っていましたが、その原付と
の関わり方に少し不安を感じていました。
そんなある日、その時も久々の原付を使う機会。いつもはエンジンを掛けるときに右
ハンドルの根元についているスイッチを押してエンジンをかけるのですが、その日は
いくら押してもかかりませんでした。なのでスイッチは使わずにキッキングでエンジ
ンをかけました。慣れていなかったのでかなり苦戦してしまい大幅に出発時刻を押し
てしまいました。そしてそんなことがあったと友人に話してみると、普段あんまり
乗ってないでしょ?と言われました。その通りだったのでなぜ分かったのかと聞いて
みると、普段からエンジンを動かしていないと、充電率が下がってしまい、電圧負荷
に負けてしまってエンジンがかからなくなるとのことでした。私は何年も原付に乗っ
ていたにもかかわらず、そんな初歩的なことを知らず恥ずかしくなりました。それと
ともに原付に対して申し訳なく感じました。
その後、もうキッキングでエンジンをかけるのが当たり前になってきたころ、信号待
ちで急にエンジンが止まってしまいました。私は非常にあせりましたが、なんとか脇
の歩道に避難して再度エンジンをかけようとしました。しかし、いっこうにかからな
くなってしまい、完全にバッテリーが上がってしまったようでした。点検の時にそろ
そろバッテリー交換が必要ですよと言われていたのを思い出しました。たまに乗ると
いうサイクルがバッテリーの上がりを早くしてしまったようです。そして何とか近く
のバイク店にバイクを取りにきてもらい、バッテリーを交換してもらって事なきを得
ました。
今回は信号待ちでなおかつ通行量も多くなかった場所だったのでよかったですが、
もっと大通り等ですぐに歩道に避難できないとなると大変です。これからはもっと原
付に気をかけて使用していこうと思います。