私が勤めている会社は主に非破壊検査業務を取り扱っています。
とはいえ、私はただの事務員です。
就職活動中、同会社でたまたま条件に合う事務職があり、非破壊検査が何かも知らないまま応募、そして採用されました。
検査員はほぼ男性ですが、我が社には女性検査員もいます。
でも事務員も含め、女性の人数はすごく少ないです。
だからか、職種に関係なく一緒に集まっておしゃべりすることも多いです。
非破壊検査業務は体力がいる場合も多く、女性検査員と話していると大変そうだと感じることも多々あります。
検査内容によって必要な資格も変わるらしく、できるだけ多くの資格を取得する必要もあって勉強も大変なのだそうです。
でも彼女は、非破壊検査はモノを壊さず機械や製品の傷を見つけることができるから、事故を未然に防ぐことができるとても大事なやりがいがある仕事なのだと楽しそうに話します。
一方、事務員の私の仕事はそんなにはやりがいはありません。
これも必要な仕事だとはわかっていますが、我が社の場合はどちらかと言えば雑用感が強いです。
残業はたまにでほとんど定時に帰れますし、体力的にも楽ですが、給与も高くないし、昇給もあまり見込めません。
それに、独身のまま年齢を重ねるとちょっと居づらくなりそうな雰囲気もあります。
私は学生時分、様々な資格を取得しました。
一時は資格取得が趣味になっていたと言っても過言ではありません。
元々、勉強は好きな方で、知らなかったことを知り、
できなかったことができるようになるという感覚はかなり快感です。
非破壊検査や鋼管検査の資格は数が多く、1つ取得するたびにできることが増えていく、これは私にとって とても魅力的に感じました。

そして私は今、資格取得のために勉強しています。
検査員の彼女が勉強している資格よりランクは下のものですが、取得できれば晴れて私も女性検査員として異動できるよう上司とも話をしています。
後はただひたすら勉強あるのみです。頑張ります。