
私が長く続く腰痛に耐えかねて治療と診断のため、病院に行ったのは高校生の時です。
そして下されたのが、椎間板ヘルニアとの診断でした。
ヘルニアというのは腰痛のことだとばかり思っていましたが、正確には違うんです。
体内の臓器などが本来の位置から突出してしまうことだそうです。
私の場合、背骨の間の椎間板が突出してしまい、痛みを作っているそうで、だから椎間板ヘルニアというらしいですね。
ヘルニアの治療のため、私は足しげく病院へ通い、腰を機械で引っ張る治療を受けたのですが……正直言って「効果あるの、コレ???」状態でした。
痛みは良くならない。
それでいてできるだけ毎日病院に来て欲しいと言われる。
病院に行くと、待ち時間が長い時で一時間にもなり、座っていると腰が痛くて仕方なくなる。
それなのに病院に行って腰を引っ張ってもらっても何も変わらない。
病院に行くことは時間的にも労力的にも体的にも金銭的にも大きな負担でした。
それでもヘルニアの治療に目覚ましい効果があれば行く甲斐もあるのですが……、
ぜんぜんちっとも効果がありません。
私は二か月通い、それでも治療の効果がなかったので行くのをやめてしまいました。
ヘルニアの治療には、病院に行くだけが治療法ではない、という事を知ったためです。
まず筋トレ。そして放っておいたら治ることもあるとか。
私は病院でもらった腰痛ベルトを肌身離さず身に付けました。
これをしておくと、腰痛が目に見えて楽になったからです。
でもそれ以外は、自力でヘルニアを治療する決意をしました。
そうしてぱったり病院通いをやめてしまったのですが……数年たった今では、腰痛をほとんど感じないレベルにまで治りました。
ヘルニアの治療のためには、病院通いがいいとは限りません。
ヘルニアに悩んでいる皆様。
今行っている病院の効果がなければ、見切りをつけるのも一つの案ですよ。