自動車というたいへん便利な乗り物が世の中に普及する様になって本当に長い年月が経過しているのだろうと思います。
今では若者の自動車離れが進んでいるなどの話を聞くことが多くなりましたが、私にとって自動車という乗り物はなくてはならないものであり、またとても良い思い出を作ってくれた乗り物でもあったと思っています。私が特に自動車という乗り物に思い入れが深い出来事として記憶に残っているのは嫁さんと結婚する前に一緒に九州へドライブしに行ったことです。
出発地は本州であり九州まで自動車でドライブしに行ったわけではなく九州まではフェリーに自動車を乗船させて行きました。フェリーに自動車を乗船させるということをそれまでに経験したことがなかったのでこれもまた良い思い出であったと思います。
夕方からの出発でしたので、夜はフェリーの甲板から見る海の夜景がとても綺麗でした。特に明石大橋と瀬戸大橋辺りでの夜景は本当に綺麗でした。海の水も比較的に綺麗であり塩の香りがしていつもとは違う雰囲気を十分に味わえるものでした。無事に九州にたどり着くとそこからは自動車でのドライブとなりました。まずは大分からスタートとなりましたが、そこは温泉街でたくさんの湯けむりが私達を出迎えてくれました。
この湯けむりがまた私達のこれからのドライブを引き立ててくれたものと思います。ここから出発して目指すは熊本の阿蘇山でした。阿蘇は自動車で走りやすい道が多くてまた緑にたくさん囲まれているとあってドライブしていてとても気持ちよかったです。日本にもまだこの様なところがあったのかと思えるほどでした。この辺りでは乗馬クラブもあって自動車の横を馬が寄り添って走るシーンもあってとても楽しかったです。
この様な光景も普段の生活では見れないものであったと思います。私達は好きな音楽を車内で流しながら、このドライブを楽しみました。最終目的である阿蘇山に着いて、私達は阿蘇山の山頂までは徒歩で登ることにしました。阿蘇山は活火山なのでその姿を見ていると地球という星は生きているのだと実感しました。この阿蘇以外にも私達は湯布院にも行きました。この湯布院も緑が多くて本当に気持ちよかったです。ちなみに湯布院ではコテージで一泊しました。嫁さんもこのドライブはとても楽しかった様で、たまに今でもこのときのドライブの話をしてきます。私達にとってこの九州でのドライブは忘れられないものとなっています。
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