住宅を購入する際、価格と広さは連動しますよね。少しでも広く、少しでも安く。これは、ほとんどの人が考える事だと思います。ただ、資金には限りがありますから恐らく希望よりも狭い家になることがほとんどです。狭い家になっても、広く感じたら気分も違います。そう感じるような工夫を紹介します。
まず、玄関を明るく広めにとる。物入れや居住スペースに少しでも割きたいところですが、玄関は大事です。少しでも明るくできるよう、土間収納などをつくってそこに下駄箱を配置する事も考慮して、窓やすりガラスなどを使い昼間は電気をつけなくても明るくなるようにしましょう。玄関が広いと、荷物を持って入っても子供と一緒に入ってもゆったりできます。宅配便で重たい荷物がきても「中に置いてください」と置いてもらっても余裕があります。子供用の自転車が置けたり、ぬれた傘を干す事も出来ます。そういった、急な出来事にストレスを使わなくてもいいのです。
ちょっとの荷物をおくスペースってあると便利ですよね。それが、ぬれているものなら家の中には持って入りたくないですよね。そんな時に、玄関で全部対応できるんです。「出入りだけだし」と最低限のスペースにするのではなくて、ゆったりと明るい玄関にする事で多くのストレスを緩和できます。
もう1つは、斜め天井にすること。リビングだけでも斜め天井にすると、平面の天井側から進むととても広く感じます。同じ広さのリビングと比べても全然違います。やはり開放感があるほうが気持ちよく過ごせます。斜め天井で、天井が高くなりエアコンの効きが心配にもなると思います。そんな時には、リビングファンをつければいいのです。斜め天井でも設置できるタイプがありますので取り付け可能です。夏は扇風機代わりになり、冬は上に暖かい空気があがってしまうのを緩和してくれます。斜め天井の高いところにつけるので背が高い人でも気になりません。二階の部屋も子供部屋は斜め天井にしてもいいですね。
限られたスペースに夢をたくさんつめこむので窮屈になりがちです。おそらく一生に一度の大きな買い物なので当たり前です。ただ、少しゆとりをもって日々の生活には関係ないように見えるスペースを見直すと、思ってもないようないい効果がでることがあります。急な出来事で困る事を思い返してみませんか?
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