彼女と一緒にフォトエッチングの1日体験行って来ました。
フォトエッチングは、銅板やスチール板を腐食させることで白黒写真のような絵、写真を作ってしまう技術だそうです。
体験に参加する際、事前になにかフォトエッチングしたい絵や写真を持ってきてください、と言われました。
もちろんそれが無くてもサンプルで体験させてもらえるようでしたが、せっかくなので自分のお気に入りの写真を探すことにしました。
ネットを見ていると、フォトエッチングでは写真の解像度ほどの鮮明さは作れないと書いてありました。
写真を撮る時にセピア調という加工があると思いますが、あんな感じに2色になって解像度も落ちると考えた方がよさそうです。
僕が選んだのは広い芝の公園にある1本の桜の写真です。
いつもパソコンの背景で使っているものですが、風景写真なら2色調になっても趣きが出るかなと!!期待したからです。
彼女も写真を選んできました。
風景写真でこれも木陰を作る葉っぱをアップにした写真でした。
そして当日。
体験は僕達の他にもう1組。60代のご夫婦のようです。
最初にみんなが選んできた写真を見せ合いました。
ご夫婦も森などのお写真でした。
やはりフォトエッチングは海などより森林の葉っぱのようが再現しやすいと思うのは誰しもそうみたいですね。
さっそく工程を始めていきます。
といっても難しい工程はほぼ見学に近いです。
2台の機械を使って先生をサポートする人2人に写真を銅板に加工してもらいます。
フォトエッチングは特殊な液体ともう一つはなんとお酢で腐食させるそうです。
お酢とは何かシンプルな材料だなと思いながら見ていました。
でも確かにお酢の臭いがして銅板に写真のようなフォトエッチングが浮かび上がってきます。
4人のエッチングが終わると、それにインクを乗せて印刷していきました。
とても綺麗に銅板の模様が移されています。すごい。
これはどちらかというと体験用だそうです。
フォトエッチングは本来は銅板やスチール板そのものに文字やロゴをエッチングしてそのまま看板のように使うのが通常だそうです。
確かにエッチングした銅板を見ているだけで十分完成品です。
そうしている間に時間が来て銅板と印刷した紙をもらえました。
この板はインテリアとして今部屋に飾っています。
このようなフォトエッチングの技術を使って日々、色んなものを作ってる会社が兵庫県伊丹市にもあるそうです。
https://www.oemcorp.jp/
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